Webライターや仕事をするうえで、避けては通ることができないSEO(検索エンジン最適化)。
SEOとは検索エンジン最適化といって、ネットで検索したとき自分のサイトや記事がなるべく上位に表示されるよう工夫することです。
この記事では現役Webライターの私が、Webライターが知っておきたいSEO対策に使える便利ツールを紹介します。
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この記事の目次
WebライティングでSEO対策が必要な理由
SEO対策が必要な理由は、ただひとつ。検索順位が上がれば、サイトを訪れる人が増えるからです。
サイトを運営する意図は人それぞれ違いますが、どんな意図であれ「多くの人に見て欲しい」と思っているならば、SEO対策を意識するべき。
検索・SNS(ソーシャル)・他サイトのリンク・広告とさまざまな場所からサイトに訪れてもらえるのですが、その中でも人の目に触れる機会が増えるのが『検索』です。
ネットはだだっ広い、海のようなもの。そんな海に解き放った小さな情報を見つけてもらうためには、SEO対策も欠かせない要素なのです。
Webライターにおすすめ!無料で使えるSEO対策ツール4選
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では、SEO対策のためにも知っておきたい便利ツールをそれぞれ解説していきます。
1.関連キーワード検索ツールで意図を把握しよう
キーワードを決めて執筆するWebライターさんがほとんどですよね!
子育て系のサイトで『赤ちゃん 3ヶ月 風邪』という検索キーワードを使って執筆するよう依頼があったとしましょう。
検索する人(読者)を想定すれば、こんな感じのタイトルが思い浮かぶと思います。
- 生後3ヶ月の赤ちゃんが風邪をひいた!親が今すぐやるべきこととは?
- 3ヶ月の赤ちゃんは風邪をひきやすい?予防としてできること5つ
クライアントからキーワードをいただいていたり、構成が組まれている場合もありますが、1個のキーワードだけ狙って書くとライバル記事に負けてしまいます。
そのために、関連キーワードを盛り込んで情報量の多いコンテンツを作りましょう。
*関連キーワードとは?
この画像のように、ひとつの単語を検索すると、「になるには」「求人」「収入」っていう予測補助が出てきます。
ここに表示されているキーワードを知れば、検索する人がどんな悩みを抱いているのかイメージしやすくなるんです。
ただ、この検索窓で補助的に出てくるキーワードは、お住いの環境や過去の検索履歴等で変動するので、要注意。なのでサクッとツールを使って関連キーワードを一括検索しちゃいましょう。
私はだいたい、この2つを使っています。ビックワード(上のたとえでいくと『Webライター』になりますよね。)に関連するキーワードを参考にしながら、どんな記事にしていくか考えていきます。
2.単語の検索ボリュームを調べる『キーワードプランナー』
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キーワードプランナーは、検索キーワードが月間どれくらい検索されているか(ボリューム)がわかるツールです。
上記で紹介したツールでキーワードを何個かに絞ったら、狙ったキーワードが月間どれだけ検索されているかチェックします。
検索数を把握することで、以下の点を想定できます。
- 記事の需要
- 想定アクセス数
- 検索順位の上位に食い込める可能性があるか?
Googleのキーワードプランナーが使いにくい場合『検索数予測ツール』もおすすめです!
3.ライバルをリサーチする『テキストマイニング』
文章の中から有益な情報を取り出す総称です。私がテキストマイニングは文字通り『テキストマイニングツール』です。
このツールの『2つの文書を比較』をよく使用しています。
たとえば『子育て』と検索してヒットした記事2つをピックアップして比較するとこんな解析結果が出てきます。
それぞれの記事にどんなワードが出現しているか、どんな動詞や名詞が何回登場しているのかがわかります。これ、無料で使えるんです。
4.狙ったワードで順位を調べられる『検索順位チェッカー』
『検索順位チェッカー』は、自分が書いた記事が想定したキーワードで検索されているのか、検索順位がついているのかチェックできる無料ツールです。
検索順位チェッカー順位を調べたいURLと、狙ったキーワードを入力してチェックすると、Google・Yahoo・Bingの検索順位と、ヒット数を調べることができます。
納品した記事が狙ったワードで食い込んでいるのか定期的に調べてみましょう。
リサーチで『シークレットモード』使っていますか?
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ライバルになるであろうサイトをチェックしたり、ユーザーの悩みを抽出したりと、Webライターは、何かを執筆する前、リサーチを行っていると思います。
けれどリサーチの際、シークレットモードを使っていますか?
*シークレットモード(プライベートモード)とは?
自分の閲覧履歴が反映されないので、行動履歴による順位の変動がない検索のことです。
通常モードで検索すると、自分のキャッシュが残ったままになるので、「お前はん、このサイト好きやろ~」っていうサイトが優先されて表示されます。
そのため、正しい検索順位が反映されないのです。
検索順位を調べたり、リサーチするときはこのシークレットモードを利用することをおすすめします。
【番外編】校正の効率をあげたいなら
検索上位に入りたいなら、SEOの知識だけでなく読みやすい文章を意識することも大切。
私は校正や編集の効率を上げるために、『沈黙のWebライティング』でおなじみ、Webライダーさんが開発したツール、『文賢』を使用しています。
しっかり見直しているつもりでも、校正・編集って気がつけない部分もあるので…。
初期費用が半額となるリリースキャンペーン(発売記念キャンペーン)が、 2018/3/31 まで期間延長中なので気になる人はぜひ!
▶【文賢】はライターやブロガー、編集者、Web担当者など、あらゆる人のライティングを助けるために生まれた校閲・推敲支援ツールです
まとめ
SEOと聞くと、漠然とした難しそうっていうイメージがありますが、無限と広がる情報の海、ネットを使って誰か何かを伝えるためには、やっぱり意識したい部分です。
上手に便利ツールを活用して、お仕事の効率をアップさせてくださいね~☆