ランサーズでWebライターとして月収30万円を稼ぐ方法|初心者まとめ

ランサーズで稼ぐ方法

2016年、ランサーズでWebライターとして在宅ワークをはじめました。理由は生活費が足りない状況で、0歳の娘が待機児童になったからです。

正社員経験もなく、自慢できる資格もない私も、ランサーズに登録して4ヶ月目で月収30万円を稼ぐことができました。

この記事ではランサーズで月収30万円を稼ぐまでの道のりをご紹介します。

「在宅ワークやランサーズで稼げるわけがない」と思っているあなたに、お家にいながら収入をあげていく方法をご伝授しましょう。

この記事がおすすめな人
  • 副業として在宅ワークをはじめたい人
  • 家にいながら、ランサーズで月30万円を稼ぎたい
  • Webライターの収入UP戦略を知りたい

ランサーズで月30万円稼ぐまでの月収推移

私がランサーズでWebライターをはじめ、月収30万円を達成したのは、登録から4ヶ月目のことです。

ランサーズは、システム利用料として報酬額の20%を差し引いた金額が振り込まれます。カッコ内は実際に私の手元に入ってきた報酬額です。

1ヶ月目で10万円近くの売上があった私ですが、最初から文字単価の高いお仕事をいただいていたわけではありません。

登録して1週間は『タスク』と呼ばれる簡単な作業を行っていました。

ランサーズの報酬を受取る口座は楽天銀行がおすすめ!

また、ランサーズは手数料の20%を差し引かれるだけでなく、報酬額を自分の銀行口座に振り込んでいただく際にも振込手数料として500円が必要になります。

毎月1度、報酬を受け取っていたら……振込手数料だけで6000円も損をしてしまうのです。

なので、ランサーズの報酬を受取る口座は『楽天銀行』がおすすめ!
楽天銀行なら振込手数料が100円になります。

楽天カードと合わせて開設しておくと、楽天市場でのお買い物もお得になりますよ。

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ランサーズ以外の在宅ワークができるサイトは?

この記事ではランサーズを使ってWebライターに挑戦した内容を記載していますが、ランサーズ以外にも、在宅ワークができるサイトはあります。

どのサイトが自分に合うのかは人によるので、まずはサイトに登録してみて、各サイトの雰囲気をチェックしてみてください。

ランサーズで月収30万円を稼ぐまでの方法

あれから3年。今ではランサーズ以外からもお仕事をいただけるようになりました。

ちなみにランサーズを利用する割合は減少したものの、獲得報酬額の累計は500万円を達成し、ランサーズだけで50万円を稼いだ月もあります。

ではさっそく、私がランサーズで月収30万円を達成するまでに意識した5つのコツをご紹介しましょう!

ランサーズで30万円を稼ぐまでのコツ
  1. ランサーズで仕事をする流れ・使い方を意識しよう
  2. ランサーズで受注されるプロフィールを作る
  3. 文章への抵抗をなくすために、1日1万文字を目指そう
  4. Webライティングの目的・本質を理解しよう
  5. 最低限のSEO対策を学ぼう
  6. ランサーズでリピートされるWebライターになろう

1.ランサーズで仕事をする流れ・使い方を意識しよう

ランサーズで稼ぐために、まずはランサーズでの仕事の流れを理解しましょう。

ランサーズの使い方になります。知っている方は飛ばしてね!

結論からいうと、最初はタスク作業でランサーズの仕組みを理解してください。「ばっちり使い方がわかっているぜ!」という方は、最初からプロジェクトに提案するのもアリだと思いますが……。

ランサーズで稼ぐための第一歩は仕組みを理解して、1円でも10円でもいいから『実際に稼いだ』事実をモチベーションにすることが大切です。

ランサーズ上で受注し、仕事をする流れ

ランサーズには、プロジェクト・コンペ・タスクと3つの仕事スタイルがあります。

コンペはその名の通り、集まった作品のなかから、選ばれた作品だけに報酬が支払われる仕事のスタイルなので割愛します。

タスク形式とは?

タスクとはアンケートや体験談など、比較的に簡単な作業。そのため報酬も安いです。

気になる仕事があれば、すぐに仕事に着手できます。

私も登録して1ヶ月間は、タスク作業を中心に着手していました。

低報酬ですが、ランサーズの使い方を覚えたり、文章を書くことに抵抗を無くしたりするためにタスクを行っていました!

※当時の履歴※

ランサーズで稼ぐ主婦
わたし
わたし
時給換算すると、時給500円を割っていたと思います(笑)
プロジェクト形式とは?

プロジェクト形式とは、タスクとは異なり、提案を採用された人だけが仕事に取り組めるもの。

タスク形式よりも報酬額が高く、1文字1円以上の案件も募集されています。

ランサーズで月5万円以上の報酬を得たいなら、プロジェクト形式を中心に仕事を探していきましょう。とはいえ、最初のうちはプロジェクトに採用されないことも多いので、手持ちの仕事がないときは、できるタスクにガンガンチャレンジしてみてください!

プロジェクト形式の仕事の流れ
  1. 応募したいプロジェクトを探して提案する
  2. 募集締め切り後に採用される
  3. 採用されたら、依頼内容を確認して承諾する
  4. クライアントがエスクロー(仮払いを行う)
  5. 仮払い後、仕事に着手する
  6. 納品したら、完了報告をする
  7. クライアントの検収後、支払いが確定
  8. ランサーズ内に報酬額が反映される
わたし
わたし
クライアントと気持ちのいい取引をするためにも、ランサーズの仕組みは覚えておきましょう!

ランサーズの登録方法は動画で解説しています。これから登録する方は、動画を参考に会員登録をしてみてください。

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2.ランサーズで受注されるプロフィールを作る

ランサーズは仕事を依頼したい人、仕事をしたい人を結ぶフラットフォームです。

ほとんどの仕事がネット上で完結するので、クライアントに会う機会もありません。

だからこそ、提案文やプロフィールの内容をみて「この人に仕事をお願いしよう!」と思っていただく必要があるのです。

「ランサーズで受注してもらえるプロフィールを作る」この言葉が意味するのは、たんにプロフィールを作れというわけではありません。

  • 自分が提供できる価値を把握する
  • 自分の強みや経験を客観的に分析する
  • どんなジャンルに特化しているのかアピールする

一口にWebライターといっても、美容系の記事であったり、金融系の記事であったり、子育て系の記事であったり……。ネットには、いろんなジャンルの記事が存在しますよね。

あなたがランサーズで「できる」と感じた仕事のジャンルは、あなたの経験・興味に基づいたものではないですか?

  • 婚活に励んでいた過去がある→婚活ジャンルの記事を書ける
  • 借金をしていた→借金・金融の体験談を書ける
  • 転職した経験がある→転職系の記事に活かせる

少し隠したくなるような過去でも、実はWebライターとしての強みになります。

>>副業でプチ稼ぎするなら身につけたい認識能力とは?自分で仕事を作る方法

自分の強みを分析すること。クライアントに人物像を把握してもらえるようなプロフィールを意識すること。

これが「ランサーズで受注されるプロフィール」です。

ランサーズのポートフォリオ機能を活用しよう!


ランサーズのプロフィールにはポートフォリオ機能があります。

ポートフォリオとは、自分の実績や作品をアピールするための作品集です。

「まだ一件も受注していない」「ポートフォリオにできる記事がない」という方も安心してください。

通常、Webライターがランサーズのポートフォリオ機能を使用する際、執筆記事のURLを設置します。

ポートフォリオにできるWeb記事がない場合はワードやテキストを画像化することで、ポートフォリオにできるんです。

テキストを画像化したポートフォリオの詳細に「メッセージをいただければ全文版のポートフォリオを送ります」と記載すれば、クライアントもメッセージで質問しやすいですよね!

3.文章への抵抗をなくすために、1日1万文字を目指そう

根性論は好きじゃないけど、圧倒的マーケティング能力がない限り、とにかく記事を書いて実績を積んでいかなければ、文字単価はUPしません。

スタート時点で、高単価案件を獲得しているWebライターさんは、マーケティング能力に優れすぎているか、感覚的にWebライティングを理解しているか、需要のあるジャンルに特化した経験があるかのいずれかです。

私はアルバイトで低品質なサイトを作るための、キーパンチをしていたこともあり、タイピング速度だけは自信がありました。

実際にランサーズへ登録したときは、SEOの意味もWebライティングの目的も理解していなかったので、とにかく文章を書くことへの抵抗を打破しようと、書きまくっていたのです。

できれば、1日1万文字を目標に執筆できるようになるのが理想。

文字単価1円以下の仕事なら、初心者さんでも獲得しやすいです。少し慣れてくると、文字単価1円レベルの案件も獲得できるでしょう。

最初から高単価案件をゲットできるWebライターは少ない

たしかに文字単価をアップすることが、Webライターとして稼ぐための近道かもしれません。

でも、文字単価1円以上の案件となると、競争率も上がります。求められるスキルも増えるのです。

「文字単価3円以上の仕事しかしたくない……」と、仕事を逃すよりも、文字単価1円前後でいいから、文章を執筆する抵抗感をなくすことを意識しましょう。

なぜなら、Webライターとして実力を養っていくためには、とにかく書いて、自分の欠点を改善しなければならないからです。

Webライティングとかわからない。文章なんてかけない。

こんな理由で書かないままでは、1ミリも成長しません。

本やセミナー知識を携えても、文章を書いてアウトプットしていかなければ、ノウハウコレクターのままです。

4.Webライティングの目的・本質を理解しよう

Webライティングは、一般的な文章力と異なります。

そもそも、どうしてクライアントはWebライターに文章を依頼するのでしょうか?

  • 特定のWebサイトに掲載するため
  • お店の集客のため
  • 商品を販売する目的
  • 問い合わせを増やすため
  • ユーザーの悩みを解決するため
  • ユーザーにノウハウを伝えるため

クライアントは『目的』をもって、Webライターに記事を依頼しているのです。

あなたが受注している記事は、なんの目的で依頼されたのでしょうか?

誰かに何かを伝えるため?
誰かに何かをアピールするため?

まずはクライアントが依頼した意図を明確にしましょう。

Webライティングで求められること

Webライターとは、その名の通りWeb上で使用される文章を執筆するお仕事です。

そもそもWebライターは物書きではありません。

Webに掲載されるからこそ、スマホで読んでいる人が疲れない工夫も必要です。

  • わかりやすく、伝わりやすい表現をする
  • スマホユーザーが疲れないよう、一文を短くする
  • ターゲットが検索でたどり着けるようSEO対策をする

これがWebライターに必要な最低限のWebライティング技術です。

5.最低限のSEO対策を学ぼう

上述で、『ターゲットが検索でたどり着けるようSEO対策をする』とお伝えしました。

SEOとは検索エンジン最適化といい、検索結果に特定のサイト・記事が上位表示されるための工夫です。

Webライターにもある程度のSEO対策が求められます。

たとえばコラムだとか、メールマガジンだとか。SEOによる集客を目的としていない記事なら、SEO対策にこだわる必要はありません。

けれど、初心者ライターさんが受注する記事のほとんどが、検索でユーザーを集客する記事です。

  1. どんなキーワードでユーザーが検索するのか想定する
  2. 狙ったキーワードをタイトルや文章に盛り込む
  3. 見出し(h1~h6)の役割を理解する
  4. ユーザーの検索意図にあった記事を執筆する

上記4つのポイントが、最低限のSEO対策と考えています。

こちらについても動画で解説しているので、SEOってなに?と思った方は、動画をご覧ください!

6.ランサーズでリピートされるWebライターになろう

プロジェクトで仕事を受注し始めたら、『リピート率』を意識しましょう。

プロジェクト終了後、クライアントが納得する記事を納品できたら「またこのWebライターにお願いしたい!」と思ってもらえますよね。

クライアント側もランサーズで募集をかけて、仕事のやり方を説明する過程に時間をかけたくないのです。

リピートされるWebライターになるための要素は、Webライティング能力だけではありません。

リピートされるWebライターの要素
  1. 凡事徹底(連絡・納期厳守・愛嬌がある)
  2. 平走感をもって仕事ができる
  3. 納品した先も想像できている

連絡をするとか、相談・報告をするとか、納期を守るとかは、どんな仕事でも求められる最低限のビジネスマナーです。

とくにWebライターは信用がいちばん。ここが抜けていると、どんなにいい記事を納品してもリピートには繋がりません。

リピートされるWebライターの要素は、並走感をもって仕事に取り組めること。そして、納品したあとを想像できることです。

たとえば月3万円の記事を発注してくれるクライアントさんを一ヶ月に一件、獲得していったと想定しましょう。

すべてのクライアントさんにリピートされるのであれば、3ヶ月目には月収9万円。6ヶ月目には月収18万円。1年後には月収30万円の案件が毎月手元にあるはずです。

しかし、リピートされなかったら……?

毎月、ランサーズでプロジェクト募集をチェックして、提案して、その間に執筆して……と、手間も時間も掛かり続けます。

リピート率が高いWebライターは、営業(提案)する手間も時間も少なくなるので、報酬が発生する『執筆』に集中できるのです。

クライアントと並走感をもって仕事をしよう

Webライターは記事を納品すれば、報酬を受け取れます。

しかし、クライアントはどうしてお金を払って記事を依頼しているのでしょうか?

Webライターが納品した記事は、クライアントのビジネスに使用するから。広告収入を得たり、集客をしたり、商品を売ったりするためにWebライターに記事を依頼しているのです。

いわゆる先行投資というやつです。

しかし、Webライターから納品された記事でその目的を達成できなかったら?

当然ながらリピートはされないでしょう。

Webライターはクライアントから「発生するであろう利益」を先取りして受け取っているだけです。

いただいた利益以上の効果や価値をクライアントが得られなければ、リピートには繋がりません。

「クライアントからいただいた報酬以上の価値を提供しよう!」

この心がけがあれば、必ず並走感が生まれます。

もっといいサイトを作っていこう。もっといい記事を書いていこう。という気持ちで仕事に取り組んでいますか?

口にしなくとも、クライアントはライターの『熱量』を感じとっているのです。

納品の先まで、想像できていますか?

Webライターの仕事は、納品して、報酬を受け取ったら表面的に終了です。

しかし、納品して公開された記事のことまで想像できていますか?

もしもクライアントが公開された記事を教えてくれるのであれば、狙ったキーワードで検索順位がついたのか確認することができます。

検索順位を見ながら、ライバル記事と差をつけるためにリライト(※記事をよりよくするための修正)を提案することもできます。

メルマガや集客目的のライティングなら、本当に成果があったのか、クライアントに聞くことだってできるでしょう。

ここまで配慮しているWebライターはなかなかいないんです。

売れっ子Webライターさんはよく、記事を納品する際に「我が子を旅に出しているような気持ちで納品している」と口にします。

あなたは『我が子』である記事をクライアントに託したあと、記事の状況を伺ったことがありますか?

ランサーズとクラウドワークスはどっちがいい?

私はたまたまランサーズを使っているだけで、クラウドワークスがダメだとは思っていません。(笑)

操作感覚や募集されている仕事の傾向を見比べながら、自分にあっているなと思うクラウドソーシングを選べばいいと思います。

ただ、案件数も募集されている案件の単価も日々変わっていますが、クラウドワークスのほうが案件数が多いような気がしますね。

でも、私が「提案してみたいなぁ」と思う案件が多いのはランサーズです。

このあたりは好みに合わせて……くらいしか意見がありません。(笑)

おすすめクラウドソーシングサイト

 

Webライターがランサーズからステップアップするには?

私はWebライターをはじめたばかりの人に、ランサーズやクラウドワークスをおすすめしています。

しかし、クラウドソーシングだけにこだわる必要はありません。

クラウドソーシングは、コネなし、実績なしでWebライターをはじめた人でも、比較的、仕事をゲットしやすい場所です。

けれど、特定のクラウドソーシングだけで活動していると、クラウドソーシングを使っていない企業さんと出会う機会がありません。

だからこそ、ステップアップの一貫として、営業をはじめましょう。

「ランサーズやクラウドワークスから、ステップアップしたい!」と思っているときには、クラウドソーシング内での実績も増えているはず。

その実績をネタに、営業すればいいのです。

フリーランスが仕事を探す圧倒的営業力
フリーランスの仕事探しに必要な営業力!3年間の体験から考える一歩先の戦略フリーランス4年目に突入するボーボーママです。 誰も守ってくれないフリーランスという働き方ですが、なんとか3年間、子どもと一緒に生...

まとめ.稼ぐための裏技はありません。

「Webライターとして稼いでみたい!」私もランサーズに登録したばかりの頃、先輩ライターのブログを見漁って、「何かコツがあるはずだ!」と近道することに必死でした。

けれど、Webライターとして稼ぐための裏技とか、魔法はありません。

提案して、採用されなくて悔しくなったり……
満足していただける仕事ができなかったり……
思うように仕事を獲得できなかったり……

悔しい思いをしながら、自分の欠点を改善して、スキルアップするしかないのです。

今回ご紹介したポイントを参考に、今、あなたがWebライターとして取り組むべきポイントを明確にしてください。

そして、まずは「できること」から取り組んでみましょう!

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