22歳で14歳年上の夫と結婚した私は、当時貯金ゼロでした。それどころか自営業だった夫の仕事も軌道に乗っておらず、キャッシングで借金を作って妊娠期間を耐えていたのです。
そんな我が家も結婚から4年。今では2人の子どもを育てながら、400万円近くの借金を返済して、100万円以上の貯金に成功しました。
貯蓄額100万円以下が6割といわれている現代、貯金ゼロから脱出するためには何をすればいいのでしょうか?
自営業の方だけでなく、会社員の方も試してほしい『貯金ゼロ』から脱出する方法についてお話します。
LINE証券では初めて口座を開設する方に向けて、無料で株がもらえるキャンペーンをやっています。
この記事の目次
30代・40代でも貯金ゼロ!貯蓄額100万円以下が6割の時代
SMBCコンシューマーファイナンスが30歳〜49歳の男女1000名に行った「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」では、貯金ゼロと回答した人が23.1%。貯金額100万円以下と回答した人が60.5%という結果になりました。
30代・40代といえば、マイホームを購入したり、お子さんの進学があったりする方も多い年齢層ですから、そのあたりを踏まえると「仕方がない」結果なのかもしれません。
しかし、60歳を定年(または正規雇用で働ける期間)と仮定すると、老後、十分な資金を貯められるのか不安になりますよね。
借金もある夫婦が貯金ゼロから脱出できた理由
話を戻して、もともと貯金ゼロ世帯(しかも借金あり)だった私たち夫婦が、どうして借金を返済し、貯金ゼロから脱出できたのでしょうか?
その方法はたった一つ。収入源を増やしたからです。
会社で長く働けば働くほど、連続勤務年数に応じて昇給していった時代は終わっています。
我が家は自営業なのですが、会社員だったとしても「月給10万円アップした」なんて話を耳にしませんよね……。
節約して支出を抑えることも、貯金ゼロから脱出する方法ですが、「もともとの収入ベースをあげて行かなければ、どうにも貯金ができない」という世帯の方が多いと思います。
シンプルな話ですが、収入源を増やせば必要最低限の支出しかしていない世帯も、貯金ができる余裕が生まれるというわけです。
とはいえ、簡単に「収入源」を増やすといっても、現実味を感じられませんよね。
「長年勤めているパートで、やっと時給が50円アップした」
「10年勤めて、月給が3万円アップした」
正直なところ、雇われている状態ではなかなか収入アップを実現できないのです。
私も高校生の頃、コンビニバイトを3年間していましたが、レジ締めや発注作業などの業務が増えたのにも関わらず、研修期間終了のとき以外、時給はアップしませんでした。
そこで貯金ゼロから脱出する『収入源』としておすすめしたいのが在宅ワークです。
貯金ゼロから脱出するには、在宅ワークがおすすめ!
結婚当時、いわゆる『無職』だった私は子どもを預ける先もなければ、働く場所もありませんでした。
子どもが保育園へ入園できる月齢となっても、もともと正社員で産休をもらっているママさんの方が保育園のポイントをたくさん持っているので、我が子は待機児童となってしまったのです。
そんなときに出会ったのが在宅ワークでした。
在宅ワークとはその名の通り、「お家でできる仕事」を意味しています。
お家でできる仕事と聞くと、内職などを想像される方も多いと思いますが、私が挑戦したのはWebライターでした。
ネット上に掲載される記事や、アンケートや体験談などを執筆するお仕事です。
クラウドソーシングには在宅ワークの求人がある!
そんなWebライターの仕事は求人サイトにはあまり掲載されていません。
私も最初は求人情報誌などでWebライターの仕事を探しましたが、条件に合う仕事がなかったのです。
そこで利用したのがクラウドソーシングサイト・ランサーズでした。
ランサーズは仕事を依頼したい人・仕事を受注したい人を結ぶプラットフォームです。
Webライターの仕事だけでなく、プログラミングやデザインやデータ入力など、さまざまな在宅ワークの求人が掲載されています。
私の場合、専業主婦の在宅ワークとしてランサーズでお仕事をはじめましたが、昼間は会社員をして、夜はランサーズで在宅ワークをしている副業スタイルの方も多いですよ!
そんなランサーズに登録して1ヶ月目で9万円の報酬を得て、今ではフリーランスとして開業しました。同年代の平均より少し多めの収入を得ることができています。
上場企業も副業解禁!?副業で補っていく時代になる
これから、著しく景気が好転しない限り、正社員であっても「なかなか収入が増えない」という方が増えてくるのでは?と危惧しています。
実際に上場企業120社のうち、約半数の企業が副業を認めているとのこと。(参照:日本経済新聞)
働き方改革の一環であるのでしょうが……「会社で収入を得ながら、足りない部分は副業で補ってほしい」というメッセージにも聞こえなくはありませんね。
トヨタ社長が終身雇用に苦言を呈し、話題を呼びましたが、そもそも終身雇用の制度も海外から見ると不思議な制度です。
バブルが崩壊し、大手企業も業績不振に悩む現代において終身雇用が現実的ではありません。
終身雇用に頼らないためにも、早い段階から「貯金ゼロを脱出する方法」として、「個で稼ぐ方法」として、副業をはじめたいところ。
その第一歩として、私は在宅ワークをおすすめします。
まとめ|副収入があれば貯金100万円も目の前に
会社から固定給をもらっている人も、月5万円、自由に使えるお金が増え、そのお金を貯金に回せば、1年8ヶ月で100万円貯金することができます。
たしかに無駄を減らすことも大切ですが、「お金を使わない若者が増えている」という話を耳にする一方で「貯金額100万円以下の人は6割」という調査結果が出る現代においては、支出をどれだけ増やせるか?という部分が貯金を増やす鍵となると思います。
「副業なんて難しそう」「在宅ワークは私にもできるのだろうか?」
最初は副業や在宅ワークに抵抗感を抱くかもしれませんが、筆者も社会人経験ほぼゼロの状態から在宅ワークをはじめました。安心してください。
節約への意識を大切ですが、貯金ゼロから脱出するために「支出」をどう増やしていくかに意識を向けてみてくださいね。