Webライターとなって丸3年。ブログをはじめて1年半が経過しました。
今日はそんな私の目線から、Webライターこそブログ運営に挑戦するメリットと、私がブログをはじめて良かったことを紹介します。
お金になるかわからないブログに時間をかけるより、本業であるWebライターの仕事に時間をかける方が、目先の収入は得られるのです。
それでも、どうしてWebライターの私がブログ運営に力を入れるのか?
その理由はWebライターがブログ運営には、多くのメリットがあるからです。
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この記事の目次
Webライターがブログ運営する際、必要になるもの
Webライターがブログをはじめる際、必要となるものは以下3つです。
- ドメイン(ネット上の家のような役割)
- サーバー(ネット上の土地のような役割)
- ASPやGoogleアドセンスのアカウント
ドメインはhttp~から始まるブログのアドレス部分です。
ブログを開設する際、サーバーとドメインがあればOK。
ちなみに私がおすすめしているサーバー会社は『Xserver(エックスサーバー )』です。
ドメイン会社もお名前ドットコムを利用していましたが、営業メールがしつこかったので、ムームドメインに移管しています(笑)
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調子に乗っていたWebライターがブログ運営を始めた理由
私がこのブログをはじめたのは2017年11月末です。
当時、Webライターとしての月収は30〜50万円ほどありました。
手前味噌ですが、Webライターとしての仕事は軌道に乗り、Webライターで生計を立てていたのです。
リピーターをしてくれるクライアントが増え、納品した記事はPVを稼ぎ、「もしかして、私も自分でブログを運営したら、収入を得られるようになるんじゃ……?」と思いブログをはじめました。
けれど・・・現実は甘くないですね。
今でこそ、月3万円ほどブログ収入がありますが、Webライターとしてお仕事をもらえているからといって、ブログ運営でがっつり稼げるとは限りません。
実録!Webライターがブログ運営をするメリットと効果
1年半ブログ運営をして、ブログ運営の収入は月3万円ほど……。普通にWebライターとして記事を書いている方が収入アップに繋がるかもしれません。
けれど、私はそれでもブログ運営を続けます。
1年半のブログ運営の経験がWebライターの仕事に大きなメリットをもたらしているからです。
Webライターのブログ運営効果1.自分の実力がわかる
ブログ運営をはじめて痛感したのが、自分の実力のなさでした……。
Webライターのお仕事は、クライアントがキーワードを選定したり、構成を作ってくれたり、編集をしてくれたりするんですよね。
私はWebライターをはじめて早い段階で、会社員同等の収入を得たので調子に乗っていました。「自分のブログでもすぐに成果が出せるだろう……」と。
しかし、Webライターとして執筆した記事が検索上位に表示され、たくさんの人に読んでもらえる理由は、紛れもなく編集さんのおかげでした。
自分でブログ運営をしてみて、ドメインパワーもない、ファンもいない場所で「記事を読んでもらう」難しさを痛感したのです。
自分のブログは自分の集客力やSEOの知識を色眼鏡なしで測定するのに向いていると思います。
Webライターのブログ運営効果2.SEO対策の勉強になる
個人のブログを読んでもらうためには、SEO対策が必須です。
「どうすれば検索上位に表示されるだろう?」
「ユーザーの検索意図を満たしているだろうか?」
Webライターの仕事でも、SEO対策について考えてはいるのですが、ブログ運営になると自分一人の力で記事を読んでもらわなければなりません。
ブログで思うように成果が出なかったので、記事を分析して、「どうすれば読んでもらえるだろうか?」と必死で考えるようになりました。
実際にこのブログでは、過去の記事をリライトしているのですが、ちょっと切り口を変えたり、キーワードを調整したりすると検索順位は大きく変動します。
Webライターのブログ運営効果3.ワードプレスを覚えられる
ほとんどのブログがWordPress(ワードプレス)で構築されています。
サーバーとドメインを取得して、WordPressでブログを作って更新していくので、WordPressの使い方も覚えられるのです。
Webライターの寄稿した記事もWordPressで作られたサイトに投稿しているパターンが多いと思います。
クライアントからすると記事を書くだけでなく、WordPressの入稿作業もしてほしいんですよね。
「ブログ運営をしているので、WordPressへの入稿も可能です!」とアピールすれば、それだけでWebライターの付加価値は上がります。
Webライターのブログ運営効果4.ブログ経由で依頼がある
ブログ運営で得られる収入は、Googleアドセンスの広告やアフィリエイト(A8.netなど)だけではありません。
ブログのお問い合わせページから、直接依頼をいただくこともあるのです!
お仕事がほしいWebライターにとってブログは、365日営業できる場所になります。
ただしクラウドソーシングのように報酬が振り込まれる保証がないので、信頼できるクライアントかどうか精査してください!
最近では、直接取引の報酬未払いを防ぐ、請求書買取サービスも登場しています。
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Webライターのブログ運営効果5.ポートフォリオになる
Webライターが仕事を受注するうえで重要になる『ポートフォリオ』。ランサーズ社員さんもポートフォリオを設置しているWebライターの方が受注率が高いとおっしゃっていました。
私はWebライターとして受注した案件でディレクション業務も行っているので、Webライターさんに依頼する際、ポートフォリオを参考にしています。
けれど、このポートフォリオ……編集者さんの手が加えられている場合もあるので、参考にならないケースも珍しくないのです。
ポートフォリオにブログが設置されていると、参考になります。
個人ブログはWebライターさん一人で手がけた記事なので、能力がわかりやすいからです。
Webライターのブログ運営効果6.収入リスクの分散
Webライターのお仕事はクライアントがいて成り立ちます。
大手メディアでも、Googleアップデートにより利益が激減し、案件が終了することも少なくないのです……。
このブログは毎月3万円ほどの利益を出しています。それだけでは生活ができませんが、もしもWebライター収入がゼロとなったとき、3万円稼ぐブログがあるか、ないかでは、心に大きな差が生まれますよね……。たった3万円でも、ないよりはあった方がいいです。
Webライターのブログ運営効果7.マーケティング能力が身につく
Webライターに必要なスキルは『文章力』と思われがちですが、実は文章力よりも大切なスキルがあります。
それは、マーケティング能力です。
Webライターも特定のサービスの宣伝・販売・集客に繋げる記事を依頼されるケースが多いですよね。
どんなに美しい文章を書いても、ユーザーのニーズを見極めて、欲求を満たすことができる記事でなければ意味がありません。
ブログも自分のブログで商品を売ったり、宣伝をしたりして利益を得ているので、やっていることは、Webライターもブロガーも同じです。
とくにブログになると、自分の書いた記事がどれだけ読まれていて、どんなものが売れているのか具体的に把握できます。
Webライターのお仕事は記事を納品した時点で報酬が発生します。そのため公開されたあと、記事をしっかりチェックする人は少数派ですからね……。
Webライターはブログ運営でスキルアップしよう
1年と6ヶ月、ブログを運営して感じました。「まだまだWebライターとしても、未熟だったな」と(笑)
ブログ運営を始める前は、我ながら調子に乗っていたんですよね。もしかしたら、私はWebライターの才能があるのかもしれないと。
しかし、ブログをやってみて痛感しました。
Webライターとして納品した記事が読まれている理由は、編集者さんの力やメディアの努力があったからなのです。
個人的には、これからWebライターとしての仕事はどんどん淘汰されていくのでは?という不安があります。
5年先、10年先、ネット社会にどんな未来が待っているのかわかりませんが、Webライターとしてブログを運営した経験は、ネット社会以外にも応用できるはず!!
ブログで稼ぐというよりは、「Webライターとしてステップアップしよう!」くらいの意気込みでブログ運営に挑戦してみてくださいね!