ママ(またはパパ)が一人で家事や育児を行う状態をワンオペ育児(ワンオペレーション)といいます。
ワンオペ育児に定義はないのですが、共働きでも専業主婦さんでも「ワンオペ育児がつらい」とストレスを抱えている人は多いのでは……?
では、そんなつらいワンオペ育児をどう乗り越えればいいのでしょうか?
この記事では「ワンオペ育児がもう限界」「どうやって乗り越えればいいの?」と悩んでいるママさんパパさんに向けて、ワンオペ育児のストレスを乗り越える方法をご紹介します。
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この記事の目次
ワンオペ育児は『手抜き家事』が基本!完璧じゃなくてもいい
私は出産後、長女が2歳になるまで自宅で育児と在宅ワークを行っていました。今振り返ってみると、長女の保育園が決まるまで、目が回るような日々だったなと思います。
実家も義実家も県外にあり頼れる身内はおらず、その間、望んでいた第二子を妊娠したものの切迫早産で自宅安静を余儀なくされ、仕事ところか家事や育児もできない期間がありました。
その頃、夫の仕事も忙しくて・・・夫が帰宅する時間には子供のご飯もお風呂も終わっている状態です。
「なんで私ばっかり一人で頑張らなくちゃダメなの?」「私も外で仕事がしたい」と、複雑な気持ちを抱えていました。それと同時にずっと家にいるのに、片付かない部屋や洗い物で溢れる流し台を見てイライラが募る一方です。
そのとき先輩ママであり、3人の子供を育てている友人に言われた言葉で、ハッとしました。
「家事も育児も完璧にしようとするから、できていないところに目がつくんだよ。他の家庭と比べて落ち込んでいるのかもしれないけれど、みんなどっかで手抜いているから。じゃなきゃ無理だよ」と。
私は3人の子供を育てる彼女と自分を比べて、
と、思っていたので『みんな、どこかで手を抜いている』という話を聞いて心がすっとしました。
「今まで何に焦って、何と戦っていたのだろう?」そう考えたとき、もしかすると自分が自分を追い込んでいたのかもしれないと思えたのです。
ワンオペ育児の家事で手抜きする具体例
完璧にこなさなくてもいい。少し手を抜くことがワンオペ育児のコツと言われても、「どこをどうやって手を抜けばいいの!?」と感じてしまうでしょう。
次に私が実際に『手を抜いているコツ』を3つ紹介します。
1.お風呂は子供が寝たあと。夏場はビニールプールもおすすめ
ワンオペ育児がつらいと感じる育児のひとつに『お風呂』がありますよね。
私はお風呂は、子供とわけて入っていました。
小さいお子さんがいると、自分が体や髪の毛を洗うとき、ハラハラするんですよね。
私の場合、子供だけサクッとお風呂に入れて、子供が寝たあとゆっくりお風呂に入るようにしています!
お風呂って1日の疲れをとる最高のリフレッシュ空間じゃないですか?
けれど子供がいるとのんびり浸かれません……。
この小さなストレスもなるべくなくしたいので、お風呂はひとりでゆっくり浸かっちゃいます。
夏場は小さめのビニールプールを浴室において、水遊びついでに体も洗っています!
2.ご飯も手抜き!ベビーフードでタスクを削る!
また、食事を作るときも一苦労ですよね。献立を考えて、買い物にいって、調理して、食事をさせて、後片付けをして……。
低年齢のお子さんがいる場合、何気ない『食事』の工程も余裕で3時間くらいかかっちゃうんですよ。
我が家では疲れているとき、ベビーフードを活用しています!
現在は普通食を食べていますが、アンパンマンカレーもよくメニューに取り入れていますよ。付け合わせには、冷凍ブロッコリーを出しています。
大人の食事は簡単調味料を使うか、お弁当が定番ですね……。
文明の力に頼るだけで、家事の負担はかなり軽減されますよ!
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3.畳まない・片付けない家事でストレス軽減!
実は家事の中には「やらなくても困らない」工程がたくさんあるんです!
- 洗濯物は畳まず、ハンガーのまま収納
- 散らかったものは『とりあえずボックス』に片付ける
しっかり洗濯物を畳んで、収納しよう!
散らかった物は元の場所に戻そう!!
これって大切なことなのですが、育児がつらいときにやっていると、ストレスになるんですよね。
洗濯物もパパ・ママ・子供でザックリ仕分けして、大きなバスケットの中に入れていますよ!
私のおすすめはバルコロールです。水洗いもできるし、見た目も可愛いので、この中に服を入れています。
ワンオペ育児は大人との繋がりでストレスが減ることも
ワンオペ育児の何がつらいかって、「育児がつらい、しんどい」という気持ちを共有できないことなんですよね。
1日家にいるんだからと勘違いされやすいですが……いくら可愛いとはいえ、
言葉が理解できない子供と24時間ず〜〜〜〜っと一緒にいると孤独感を抱いてしまいます。
そんなとき、自分の気持ちに共感してくれる大人の存在って心強いんですよね。
私はよく友達とテレビ電話をして気持ちを落ち着かせていました。
もちろんストレスに感じてしまう人間関係は、無理に継続する必要はありませんが…
SNSでもプライベートでもいいので、気持ちを話せる場所があると精神的に支えとなります。
- 夫に上手に伝えられない、理解してくれない
- 自分のつらい気持ちを聞いてほしい
こんなときは、心許せる友人や家族にだけ話せばOKかなと思います^^
誰かに共感してもらえると、少しだけ心が落ち着きますよね。
物理的にワンオペ育児を解消したいなら『頼る』べし!
ワンオペ育児で疲れてしまったけれど、夫も休みがないし、実家にも頼れない……。
そんなときは家事代行サービスやベビーシッターさんにお願いすると、少しだけリフレッシュできます。
私は子供が保育園に入園する前、地域が行っていた一時預かりにお願いしたり、ファミサポに登録していました!
家事代行サービスのCasyさんは、一時間2190円と業界でも低価格でサービスを利用できます。
家事代行サービスやベビーシッターさんにお願いするお金がもったいなく感じてしまうかもしれませんが、365日休みなく働いているママ・パパにとって「家事をしない日」「育児をしない日」があってもいいと思います!
私はベビーシッターさんをお願いしたことがあるのですが、お願いしている間に家事が捗ったし、何より子供以外の人と触れるきっかけができたのでリフレッシュできました。
逆をいえば『依頼すれば』家事を変わってくれるサービスがあるという事実だけでも心強いですよね。
家事育児も立派な仕事!私なんてから脱却しよう
ワンオペ育児をしているとき、しんどい、つらいというストレスを抱えながらも
「働きながら頑張っている人もいるんだし……」
「●●ちゃんはもっと子供がいるし……」と
誰かと比較しては自分が頑張っていないように感じていました。
私なんて家にいるだけだし、もっと頑張らなくちゃと思っていたのです。
けれど家事と育児も立派な仕事。
お給料という対価で評価されるわけでもなく、日常的に続くものだからこそ「やって当たり前」と思われてしまいがちですが……
家事と育児を毎日頑張っているあなたはスゴイんです。
とくにワンオペ育児になると、体調を崩してしまったときも、ボロボロの体で育児を乗り越えなければなりませんよね。
お子さんが小さいと一人でホッと一息つく瞬間も少ないかもしれません……。
そんな状態で、懸命に頑張っているのですから……。
それってスゴイことじゃないですか?
ワンオペ育児がつらく感じたときこそ、まずは自分自身を認めることからはじめてみましょう。
人と比べて落ち込む必要はありません。
だって、あなたから見えている誰かの姿は、ほんの一部分なのですから!!
すると……
「これは毎日しなくていい家事かも」
「ここは頑張りすぎてしまっているかも」と、
手を抜いてもいいポイントがわかるはずです。
YouTubeやDVDは悪影響と決めつけなくてもいい
育児はつらいとき、私はAmazon fire TVという機械をテレビに接続して、テレビでYouTubeを見せています。
Fire TV StickはAmazonプライム会員じゃなくても使える!ママが使用したレビュー
テレビやDVDやYouTubeは「子供の成長に悪影響を与えるのでは?」と思うかもしれませんが、時間を決めて観せていれば問題ないと思います。
テレビを観せている間に、ママは少し寝転がれるし、やりたかった家事をしたり、自分のために時間を使ったりできます。たった30分でもママにとっては貴重な時間です。
育児と家事に追われて精神的にも体力的にもボロボロ。子供にきつく当たってしまうよりも、テレビやYouTubeに頼ってちょっと息抜きする時間がある方が、悪影響も少ないのでは?と思ます。
まとめ|育児中、落ち込んでしまう心を責めないで
ワンオペ育児をしていると、子供とママだけの環境が続いてしまいがちです。とくに心も体もクタクタなときは外出することさえ億劫になりますよね。
育児がつらいと感じてしまった心でさえ「お母さんなのに、こんなことを考えるなんて……」「私は母親失格かもしれない」と落ち込んでしまった心をさらに追い込んではいませんか?
けれど子育て中につらい、もう無理……と感じてしまうこと自体、悪いことではありません。
きっと世の中の育児経験者さんの大半は何度も落ち込んだ経験があります。
少なくとも私はそうです。
「もうつらい、もう無理かも」と思って、子供と一緒に昼寝をしてみると、ちょっとだけ頭がスッキリしてまた頑張ろうと思えたり。
イライラしたときに友達と愚痴をいいあって、ちょっとだけ元気が出たり。
気持ちが上がったり下がったりしながら、毎日過ごしています。
子育てはいつか終わるとわかっていても、子育て真っ只中だと、「いつか終わる」で割り切れないものです。
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