クラウドソーシングサイトでも代表的なのがLancers(以下:ランサーズ)とクラウドワークスですよね!今回、ランサーズが主催するMeetupに参加しました。
そこで、発注側と受注側の気持ち、稼いでいる人の特徴も知っているランサーズ社員の方からクラウドソーシングで受注率の高いユーザーのプロフィール共通する5つのポイントを伺ったのでシェアします。
ライター・デザイナー・プログラマーと職種を問わず、通用する秘訣です。
クラウドソーシングで稼いでいる人・受注率が高い人は、どんなポイントに気をつけているのでしょうか?
こんな悩みを抱えているなら、ご紹介するポイントをもとに、自分のプロフィールを見直してみませんか?
もちろん、ランサーズ以外のクラウドソーシングサービスを利用する上でも通用するポイントです。
この記事の目次
ランサーズで稼ぐ人のプロフィールに共通する5つの特徴
「ランサーズは稼げない」そんな評判を耳にすることがあります。
もちろん、サイトとユーザーの相性も関係しているでしょう。
ランサーズで収入を増やしたい!という気持ちが少しでもあるなら、ランサーズで収入を得ている人に学ぶべし。
ということで、ランサーズ社員の方にランサーズで稼いでいる・採用されているプロフィールの特徴を5つ紹介していただきました。
- ポートフォリオ・実績を記載する
- プロフィール写真を設定する
- 表示名・検索表示文で最大限アピールする
- 連絡・稼働可能な時間帯を記載する
- 魔法の言葉を添える
1.ポートフォリオ・実績を記載しよう!
プロフィールをわかりやすく作ると、依頼する側もどんな人物がイメージしやすいですよね。
とくにランサーズはネットを介した取引となります。年齢、学歴、職務経験などを記載して、『自分のイメージ』を伝えたいですよね。
しかし、人物像をイメージできても、実績やポートフォリオを見なければ、その人がどういう仕事をするのかわかりません。
だからこそ、ランサーズで受注したい分野の実績やポートフォリオも掲載すべし!
とくにライターは、過去の執筆記事をポートフォリオとして登録すると受注率がグンとアップします。
*初心者ライター向け!ポートフォリオの作り方
ランサーズを使っている人の中には駆け出しの方、記名記事を執筆したことがない方もいます。そういった場合、どうすればいいのでしょうか?
公開できる実績がない人の対処法は以下の通りです。
- 匿名記事で執筆した記事をポートフォリオにする
- 文章で実績を表現する
※『○○系の商品を販売するECサイトでセールスコピーを担当』 - ブログやサンプル記事を用意する
匿名記事でもクライアントにポートフォリオとして使用してもいいか訪ねてみましょう!
と、いってくださるクライアントもいますよ。私もランサーズに登録した当初、この方法を取り入れていました。
ただしランサーズのポートフォリオ機能はURLか画像しか掲載できません。
私はこの対策として、ワードで書いた文章をスクリーンショットで画像化して掲載し、『全文ポートフォリオをご希望の方はメッセージをください』とポートフォリオ機能を使っていました。
誇れる実績がなくてもいいんです。ポートフォリオはいつでも作れます。
実績に信憑性を持たせたい・プロジェクト提案でライバルと差別化したいのであれば、「目に見える何か」を意識してみましょう。
2.ランサーズでプロフィール写真を設定する【顔写真推奨】
ランサーズのプロフィールで重要となるのが、プロフィール写真です。プロフィール写真が掲載されているだけで、親近感がわきますよね!
たとえば、TwitterやInstagramで、知らないユーザーにフォローされたとします。そのとき、フォローバックする基準として、プロフィール写真を見ませんか?
ランサーズを利用するクライアントも同じ気持ちです。
ランサーズを利用している人のデータを分析しても、プロフィール写真を設定している人の方が圧倒的に受注率が高いとのこと。
顔写真をプロフィールに設定すると検索上位になりやすい!
ランサーズ検索結果の上位表示に、顔写真の有無が関係するようになりました。
しかし、顔出しをしていなくても稼いでいるランサーズユーザーがたくさんいます。
顔出しに抵抗がある方は、ランサーズストアやココナラを活用して、あなたらしいプロフィール写真を作ってみましょう!
3.ランサーズの表示名・検索表示でアピールする
プロフィールに掲載される表示名を最大限に有効活用しましょう。
たとえば、Webライターの山田ハナコさんという方がいたとします。どちらの表示名が依頼したいと思えますか?
- 山田ハナコ
- 山田ハナコ@美容系Webライター
『2』の表示名の方が、何ができるランサーなのかイメージしやすいと思います。
表示名を工夫して「自分の専門」を明確にすると、検索で辿り着くクライアントさんの目にとまりやすいですよね。
これをランサー検索SEOと呼びましょう!(笑)
フリーワードで検索したクライアントの検索結果に表示されやすくなります。
検索結果はプロフィール文・前半180文字程度が表示されます!
また、ランサーズのランサー検索・アルゴリズムが変更されました。検索結果には、プロフィール文・前半180文字程度が表示されます。
『はじめまして!フリーライターの○○です。』こういう出だしもアリですが……『【美容・金融ジャンルが得意なライター】です。』と、ガンガン自分のアピールをしてもいいかなと。
表示名に自分の状況を明確にすると効率アップに!?
また凄腕さんになると、自分の専門アピールだけでなく自分の状況も明確にしているそうです。
- 山田ハナコ@デザイナー(今忙しいです)
- 山田ハナコ@デザイナー(新規案件はお問い合わせください)
こうすることで、スカウトをお断りする手間が省けたり、クライアントも依頼の相談をしやすくなるんだとか。
表示名はペンネームより本名推奨!
ランサーズの名前に『本名』を使用するとランサー検索の上位に表示されやすいです。
私も「本名+自分の専門性」で名前を設定しています。
もちろん、どうしてもバレたくない場合はペンネームでOK。
4.連絡・稼働可能な時間を記載しよう
ランサーズはさまざまな環境の人が利用しています。
- 育児や介護の合間をぬって、在宅で仕事をしたい人
- 平日は会社勤めだけど、土日はランサーズで副業をしたい人
- 仕事が不安定だから、シフトに合わせて仕事をしたい人。
これは、発注側であるクライアントも同じです。だからこそ、連絡・稼働可能な時間も記載しましょう。
とくに記載がない場合「この人の営業時間は9~17時かな~?」なんて思われてしまうこともあります。
実際は平日の9~15時に稼働しているのに、クライアントは「19時頃まで仕事をしているかな? 」という憶測で、連絡をしているかもしれません。
この認識の違いがお互いの不安を駆り立てる原因に繋がるかもしれないのです。
また、1日5時間の稼働なのに、8時間稼働と想定してお仕事を依頼してくる可能性もありますよね。
自分の連絡可能時間して、稼働時間を具体的に記載することで、クライアントにとって「依頼しやすい・信頼できるフリーランス」になれるでしょう。
5.魔法の言葉「気軽にお問い合わせください」を添える
仕事を受注する立場の人だけでなく、仕事を発注する立場であるクライアントも、「外注さんとお取引したことはあるけど、クラウドソーシングは使い始めたばかりで要領が掴めない」と、不安を抱えているケースが多いそうです。
「何かわからないことがあれば、気軽に問い合わせてください」
「質問・相談はいつでもメッセージでお問い合わせください」
こんなヒトコトがあるだけで、安心感を与えられるはず。
場所と時間にとらわれない自分らしい働き方ができるクラウドソーシングですが、実際に対面する機会がないので、縮まりにくい距離があるのも事実。
顔が見えない取引の中では、気遣いも欠かせないポイントです!
まとめ.ランサーズはプロフィール作りが重要!
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ランサーズのプロフィールは、サイトがある限り、24時間365日閲覧できる履歴書です。
自分が寝ているときも、ご飯を食べているときも、出かけているときも、たくさんのクライアントがフリーランスを探しています。
そう考えると、見過ごせないポイントなのでは?
まっさらな状態で自分を客観視すれば、受注につながりやすいプロフィールを作成できるはず!
自分の得意分野・経歴を分析したり、仕事を通じてクライアントに何を提供できるのかを考えたりしながら、あなたらしく・そして相手の立場になっても『わかりやすい』プロフィールを作って、受注率の高いフリーランスを目指してみましょう。