信用。それは文字通り『信じて頼れるものを受け入れること』。恋人や家族に限らず、仕事の面でも信頼関係は重要視されています。
時間にルーズだとか、言ってることがコロコロ変わるだとか。信用できない人の特徴として取り沙汰されていますが、正直こういう特徴どうでもいい。
だって、遅刻魔でも気分屋でも、信頼できる人っているじゃないですか。
信頼される人、そうでない人の違いってなんだろう?
信用できない人の特徴から、信頼される人になるために必要なものを考えてみました。
この記事の目次
信用できない人の特徴を偏屈目線で熱弁しよう。
さいしょに伝えておきます。私は偏屈です。
その1.『私たち友達だよね』って確認してくる人
先日、とあるテレビ番組を見ていました。
勧善懲悪で成敗しちゃってスカッと!みたいなあの番組です。
その番組で出てきたパワーフレーズがコレ。
私たち、友達だよね?
一緒にいた友人は「うっわ、私がいちばん嫌いなヒトコトだわ~」と虫唾を走らせていました。
たしかにこれ、キツイ。
遡れば幼稚園時代。
一緒に遊んでいた子に「私たち友達だよね?」と確認され、なんとなく首を縦に振った瞬間
と、友達を理由に理不尽なお願いをされたことがあります。
まあね。これは小さい頃だから仕方ない。だけど、大人になっても根強く残る『友達特権』。
「私たち友達だよね?」って確認してくる人、信用できません。
もっと詳しく言えば、他人を都合よく利用する人ですね。
動いてもらう理由として、友情というお情けを引き合いに出してくるのがセコい!
その2.すべての人に感謝しすぎる
今の自分、環境があるのは紛れもなく自分の力だけじゃない。
周りにいる人のお陰だったり、ご縁だったりするんですよね。
めちゃくちゃハッピーな出来事に見舞われたら、私もすべての人に感謝~!って気分になっています。つぶやきます。
が、もう耳に穴空くわってくらい「みなさまに感謝!」「すべての人に感謝!」って言ってる人は信用できません。
理由はひとつ。ほんまかいなってなるだけ。
すみません。私の性格が悪い!
そして、インスタでキラキラ系の投稿見すぎて、イラッとなっただけです…。w
ご察しの通り、非リア充のやっかみだよ!※私の器は耳かきのさじ程度です。ご了承ください
周りの環境に感謝する気持ちって大切ですよ。絶対!
でも、テンプレ化している感謝教は、本心が雲隠れしちゃって苦手です。たまにでいい。
発信側と受け取り側のテンションが違うことから起きる違和感なのかも。
要するに本音がわかりにくいと怖くなる。
その3.面と向かって言ってこい!っていうクセに陰口ばっかりな人
- 不平不満を口にする
- 愚痴をこぼす
- 悪口や陰口を言う
信用・信頼できない人の特徴として、必ずピックアップされますよね。
たしかに、ずっとグチグチ言ってると一緒にいたくない。
けど、人間の心理って不思議なもので『共感できる嫌い』が多い方が心の距離が近くなるんです。
同じ敵がいると団結力がアップするってやつ。
陰口とか悪口ってない方がいいけれど、不平不満から改善すべき点が見えることもあれば、
なんだか相性が合わない人と衝突することだってある。
まったく愚痴をこぼさない人より、ちょっとくらい不平不満を口にする人の方が何考えているのかわかりやすいと思うんです。
でもね、陰口や悪口を聞かされるより、嫌だな~って感じるのは
悪口言うなら、面と向かって言ってよねー!
って言ってるのに、全然面と向かわない人。(笑)
この言動が信頼できないわ~と思ってしまう原因は『一貫性のなさ』かな。
コロコロ気分が変わってもいいんだけど、本質的な部分がブレない人って頼りになります。
信頼できない特徴とその原因
- 私たち友達だよねって確認してくる
- すべての人に感謝しすぎ
- 面と向かって言ってこいっていうのに陰口ばっかり
なんだかきな臭い…いや、信用できないなぁと思う要素は上記3つ。
これをどうして信用できないのか、分析した結果、
- 私たち友達だよねって確認してくる
他人を都合良く利用している。カキタレっぽい。
- すべての人に感謝しすぎ
本心がわからない。
- 面と向かって言ってこいっていうのに陰口ばっかり
本質的な軸がブレまくり。一貫性ない。
ここから、信用できる・信頼される人に共通する要素をまとめてみましょう。
信頼される人に共通する3つの要素
1.損得で人と付き合わない
私たち友達だよねって確認してくる人は、他人を都合良く利用している(カキタレっぽい)と言いましたが、信頼できる人って損得勘定抜きで行動しています。
噂や陰口に惑わされず、自分の心と意志にまかせている印象。
誰かと付き合ったてたら得だから~とか、●●さんが言ってたからこうしよ~っていうのがありません。
他人を利用しなければ、他人に押し付けない。損得勘定抜きで考えている人は信頼できます。
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2.本心をさらけ出している
語弊がないように言います。すべての人に感謝しすぎっていうの、めっちゃ素晴らしいことですよ!
ただ、私がココに違和感を抱く理由は「本心がわからないから」。
信頼できる、できないって性格や相性も関係しているので、
自分から見て「本音をさらけ出しているな!」と思える人は、あなたにとって信頼できる人です。
信頼される人になりたいなら、自分の考えや思いを信頼して欲しい人に伝えられるよう、意識してみましょう。
「どこの馬の骨かわからない」なんて言いますが、素性がわからないものに対して身構えちゃうじゃないですか。
だから、本心をさらけ出している人は信頼されます。
キラキラ起業家に拒否反応を示す人が多いのも、この理由。サービスの実態が不透明だからです。
3.一貫性があり軸がブレない。
さいごはコレ。「一貫性があり、軸がブレない」こと。
気分屋でも、言ってることがコロコロ変わっても、一貫性があるなら心が引っかからないんです。
私は「俺、俳優になる!」って言ってた友人が、「カメラマンになる!」って言い出したとしても「信頼でけへんわー」とは思いません。
なぜなら、一貫して「何かを表現したい」っていう軸がブレていないし、目標は変われどいつも行動をしているからです。
ただし、自分の気分だけで場を乱しちゃうと信頼されません。
言葉と行動が伴っている。この一貫性だけがあれば、仕事上で信頼されると思うんです。
面と向かって言ってこいっていうのに陰口ばっかりな人は信用できないと言いましたが、
悪口はいうけど、誰の前でも言ってるし、裏表ない!みたいな一貫性がある人は仕事でも重宝されます。
まとめ
と、ここまで信用できない人の特徴から、信頼される人になるために必要なことを解説してみました。
そして、さいごに言いたいことは
『誰にでも信頼される人になるのはまずムリです』
嫌われないよう、批判されないよう、波風たてず粛々と過ごしていれば、誰かに嫌われることはないでしょう。
けれど、信頼される人にはなれません。当たり障りのない人って感じです。
関わる人すべてに信頼されたり、好かれたりする必要はないと思います。
けれど本当に大切な人に信頼してもらうためには、やっぱり本音で話すこと。これが大事。
「相手が打ち明けてくれないから……」と心をかくれんぼしていると、いつまで経っても信頼関係は築けません。
だから、本当に信頼されたいなら、まずは自分から行動すること。以上です。