InstagramやTwitter、FacebookといったSNS。また、匿名ブログなど。
ネット環境が当たり前のように寄り添う現代、便利なコトが増えました。
けど、めっちゃ怖いのが個人情報の流出や身バレです。
※身バレとはネットで自分の身元や身分がバレてしまうこと
「影響力のある芸能人やインフルエンサーしか、そういった危険はないんじゃ?」
と思うかもしれませんが、『怖い人』の被害に遭うとき、フォロワー数・PV数は関係ありません。
今、ネットやSNSを活用している方。
また、SNSを利用しているお子さんをもつ保護者の方。
ネットを使うすべての人に知って欲しい、身バレ対策を紹介します。
この記事の目次
身バレに影響力は関係なし!実体験を元にその危険性を語ろう
「個人情報の流出とか、身バレとか、有名人だけが危険なんじゃ?熱狂的なファンもいるわけじゃないし」
そう思っているあなたにこそ注意してほしい身バレ。
匿名でネットを使っていても、個人情報に関わる情報を書いていなくても、
何気ない投稿や写真から、住所や身元を特定されることだってあるんです。
私が『身バレ』で怖い経験をしたのは、高校生の頃。
当時、InstagramやTwitterではなくmixiというSNSを使っていました。
知っている人と繋がっていただけで、『私』だとはバレないように書いていたつもりだったのです。
しかし、気持ち悪~い感じのDMが届き始めます。
どうやら投稿している写真から学校を特定し、みんなとのやり取りの中で本名まで察知されてしまいました。
犯人は知らない女性の方で、当時付き合っていた彼氏も同一人物にネットストーキングをされていて、2人とも面識がない人です。
「死ね」とか、「殺す」とか、そういった脅迫はなかったものの、ちょっとお卑猥なメッセージが送られてきて、気持ち悪かったのを覚えています……。
幸いなことにトラブルは起きませんでしたが、学校を特定されていたので「学校とかに来られたら嫌だなぁ~」と、モヤモヤしていました。
匿名アカウントで学校・会社の悪口や愚痴を投稿していたら、身近な人にバレてしまって気まずい思いをしたという話も珍しくはありません……。
上手に使いたいものです。
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SNS・ネットの身バレを予防する3つの心得
では、ネット上で身バレしないためにどんなことを気をつければいいのでしょうか?
10年以上ネットを使っている私の目線から、SNS・ネットの身バレを予防する3つの心得を紹介します。
1.顔出ししていなくても注意!何気ない写真で身バレ防止
「匿名でSNSを使いたいから、顔出ししていないし大丈夫!」
そう思っているあなた、本当に大丈夫でしょうか?
スタンプで顔を消しているけれど、名札がついた制服の写真
足元だけを写したはずの写真にどこにいるかがわかるマンホールが写り込んだ
窓の外を撮影したけど近所の外観まるわかり!
みたいな、頭隠して尻隠さずな写真をよく見かけます。
とくに隠すつもりがなければ、問題ないですよ?
でもね、顔出しもしたくないし、本人と特定されたくないのであれば、何気ない写真にも注意が必要。
私は「料理の写真」から、浮気を特定したことがあります。
料理の写真だったけど、アルミ皿に女性の姿が反射して写り込んでいたんですよね。
2.遊びに行った場所・お店は時間差で投稿
「今日はここでランチした~」
「居酒屋なう♡」
と投稿するのも、SNSの醍醐味です。
位置情報をつければ、お店をリサーチする人の参考にもなります。
が、
ちゃうじゃないですか。
『今、まさに、ここにいます!』って投稿は危険。
ストーカーっぽい人に狙われていたら、追いかけられたり、よく行くお店からおおよその住所を特定されちゃうことも。
たとえば位置情報が新宿駅ばっかりの人は、最寄り駅か会社の付近がそのあたりだろうってわかります。
立ち寄った場所の投稿をするときは、できるだけ時間差がオススメ。
3.写真や投稿の位置情報はOFFで!に
投稿に位置情報をつけていなくても、写真に位置情報が残っちゃっている人、結構多いです。
GPS機能がついているスマフォやデジカメで撮影した写真は『位置情報』が自動的に紐付いています。
投稿と同時に位置情報が非公開となるSNSもあるのですが、投稿する写真は完璧に位置情報をグッバイするに限る!
私はiPhoneユーザーなので、設定からカメラの位置情報サービスをOFFにしています。
iPhoneでカメラの位置情報をOFFにする手順
- 設定
- プライバシー
- 位置情報サービスの「カメラ」をオフ
写真の位置情報が消えているか確認するアプリ
また、『PhotoCheck – 写真の位置・場所を確認&除去』というアプリを使えば、どの写真に位置情報がついているか確認でき、位置情報を削除も可能。
「本当に位置情報が消えているのかなぁ?」って不安な方はPhotoCheckを使用してみてください。
おまけ.愚痴投稿で身バレする危険性もアリ!
「写真も投稿していないし、内容にも気をつけているから、住所も名前も特定されるはずがない!」
そういったSNSアカウントでも、何かの拍子にバズったときや、愚痴投稿から身バレしちゃうことってありますよ。
「嫌いな人だけブロックしておけ~!」っていう精神の女子高生もSNSを見くびるべからず。
鍵アカさんじゃなければ、特定のアカウントをブロックしたってログアウトすると閲覧できますからね!
※TwitterやInstagramは全体公開していると、ブロックしたアカウントでもログアウトすれば閲覧可能
どうしても安全に使いたいのであれば、やっぱり非公開アカウントにしちゃうのが安全です。
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まとめ
と、SNS・ネットでの住所や本名の身バレについてお話しましたが、ネットで嫌がらせをする人って基本的に何を考えているかわかりません。
「まぁ大丈夫かなぁ」って思わずに、できるだけ慎重に使うのがベスト。
SNSアカウントが会社にバレて面接落ちた!なんて話も耳にしますしね……。
私もTwitterで余計なことをつぶやいていますが、投稿する前にちょっと冷静になってみようと思います。