Webライターが稼げない原因として、『分野(ジャンル)選びを間違っている』可能性が考えられます。
ひとくちにWebライターといっても、美容であったり、金融であったり『記事のジャンル』は異なるのです。
たしかに高単価になりやすい分野も存在しますが、高単価ジャンルで普通に戦うだけでは、稼げるWebライターにはなれません。
今日はWebライター向けに、自分が戦える分野を見つける方法について解説します。
思うように単価が上がらなかったり、どんなジャンルの記事を書けばいいのか悩んでいるライターさんは、この記事を参考に方向性を変えてみませんか?
内容通りに考え、実践すれば、今より『高単価案件』を取得できるはずです。
この記事の目次
高単価ジャンルを選ぶだけでは、稼げるWebライターになれない
一般的に高単価案件といわれているジャンルは、医療・金融・転職・法律など。普遍的なテーマであり、お金の動きも多い分野です。
しかし、そういった高単価ジャンルを選んだからといって、必ず『稼げる』わけではありません。なぜなら、分野に特化したプロがたくさんいるから。
とくに私みたいに、社会人経験も資格もなくWebライターとなった人からすると、レッドオーシャン。文章、表現力よりその分野で経験や資格がある人が選ばれるからです。ぶっちゃけ、専門的な知識さえあれば文章は編集者さんがコテ入れできます。
たとえ高単価案件を獲得できたとしても、知識ゼロから執筆すると時間も労力も消耗してしまいます。文字単価は高くても、効率が悪くなってしまうでしょう。
Webライターこそ自分の市場を見つけよう!
では、際立った経験、スキル、資格がないWebライターが、稼げる分野を見つけるにはどうすればいいのでしょうか?
その答えは簡単です。自分が戦える分野、市場を見つけるだけ。
学歴も経験も関係ありません。なぜならあなたが人生の中で通過してきた『悩み』を元に、戦える分野を見つけられるからです。
次に、あなたが戦える分野を見つける方法について解説しましょう。
1.自分にしかない価値を提供する
『自分にしかない価値』と聞くと難しく考えてしまいがち。ですが、深く考えなくても大丈夫!あなたの人生の中にある「なんでもないこと」が、意外な価値を持っている可能性があるのです。
たとえば、借金や浪人や離婚や外見に関することなどなど。一般的には嫌煙されがちな経験だって、あなたの価値として提供できることがあります。
カードローン3社から300万円を借り入れした経験があるなら、実体験ベースで自分が返済するまでにやったこと(金融の分野)を執筆できます。
浪人したけど、その後大学へ進学できたなら、浪人生の再受験で心がけた方法(教育の分野)や、就職で浪人がデメリットになったのか?とか、それでも就職した方法とか(就職、転職の分野)、そういう記事が書けるでしょう。
20kg太っていて、それからダイエットをしたとか、思春期ニキビに悩まされていた経験は美容の分野で生かせますよね。
自分にとってなんでもない経験や、隠したい経験であっても、それを経験していない他人にとってみれば、喉から手が出るほどほしい『情報』なのです。
情報商材が流行る原理と同じで、あなたからしてみると「こんな情報、ネットで調べればあるのに・・・」と思っているものでも、ネットで調べることを知らない人からすると、価値ある情報です。
ランサーズやクラウドワークスで、体験談ベースの依頼件数を見れば、実体験を欲しがっているクライアントがどれだけいるのかわかるはず。
2.そのジャンルを検索する人の悩みに寄り添えるか?
あなたが経験した悩みや葛藤がWebライターとして活かせる理由はもうひとつあります。
理由は悩んでいる人の気持ちがわかるから。
どんなに知識がある人でも、実際に体験したことがないと腑に落ちないんですよね・・・。たとえば生理痛がしんどくて病院にいったとき、男性のお医者さんに軽くあしらわれると悲しくなると同じ(笑)。あなたの『辛さ』を共有できないことで湧き上がる悲しさなんですよね。
ユーザー(ターゲット)の苦しみ、悲しみに共感できる『分野』こそ、あなたが戦える市場なのです。
3.Webライターとしての付加価値を伝えていますか?
そして最後に重要なのは、自分が戦える市場、分野を見つけて、どれだけ付加価値を伝えられるかです。
「私は借金をしたことがあるので、カードローンに詳しいです」と言われても採用する理由にはなりません。
その経験があるからこど、どんなアプローチができて、どんな情報を持っているのかプレゼンしなければならないのです。
付加価値を伝えるコツを探すためには、競合調査がかかせません。
私はクラウドソーシングで競合をチェックしています。
たとえば、美容でとくにニキビに特化した記事を書きたい!と思ったら、『美容』ではなく、『ニキビ』でランサー検索をかけて、ヒットするランサーがどんなサービスを提供しているのか調べるのです。
その人のやり方を丸パクリしろというわけではありません。アプローチ方法を研究したり、他の人がやっていない『穴場』を見つけるたりするのです。
まとめ.Webライターこそ戦う市場が重要
私がランサーズをはじめて4ヶ月目で30万円以上の報酬を得られたのも、競合調査のおかげだと思っています。ここを徹底的に調査したからこそ、学歴、職歴もほぼない私がWebライターで稼ぐことができたのです。
自分にはなんの得意もないと思っているあなた。まずは自分の経験の中から、戦えるジャンルに挑戦してみませんか?あなたしかもっていない価値が必ずあります!
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