産前産後の恨みは一生という言葉を耳にしたことはありますか?
私は2人の子どもを出産したのですが……この言葉はリアルガチです。
妻が妊娠中、夫がどんな行動をとるか?どんな言葉をかけるかで、産後の夫婦生活を大きく左右します。
今まさに、妊娠中の奥様がいらっしゃる世の中の夫さんに伝えたい。妊娠中の夫の心構えについてお話しましょう。
私の産前産後の恨み話を踏まえながら、どうか、どうか、世の中の夫さんに伝わりますように……。
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この記事の目次
産前産後の恨みは夫がピンチなときに顔を出す
私には2人の子どもがいます。夫と子どもと4人で暮らしているのですが、家族を運営するにあたり、夫婦喧嘩をする機会もあります。まぁ、そんなものです。
もちろん夫も私に対して不満があると思います。
それは、どんなご夫婦だって同じでしょう。
しかし、先日。私が根にもっていた産前産後の恨みが爆発しました。
それは夫が暴飲暴食により、痛風を患ったときです。
痛風って骨が折れたような痛みを患います。とても痛そうで、かわいそうでした。
しかし夫は何度も痛風を発症しています。
体質で痛風が起きることもあるそうですが、夫が発症した原因は暴飲暴食だったのです。もちろん、何度も食事指導をされています。
最初の数日は献身的(?)に、夫のサポートに回っていましたが、だんだんかわいそうだけど、かわいそうと思えなくなってしまったのです。
そう、私が家事を終え、缶ビールを開けたときでした。
「僕が飲めないんだから、ちょっとは我慢してよ」
この一言で、私の産前産後の恨みが蘇ってしまったのです……。
しまいには、足が痛くて寝そべっていた夫に「いつ仕事にいくの?」と言ってしまいました。そんなこと、いってはいけないとわかっているけど、「あのとき、私もああ言われた!!!」という恨みでいっぱいになってしまったのです。
もちろん夫にも伝えました。この言葉は私の妊娠中に夫がいった言葉だと。
まぁねちっこい女ですが、それでも浄化できないんです……。
妊娠中、旦那に言われてムカついた言葉
私と夫は大のお酒好きです。結婚する前も結婚したあとも、よく二人でお酒を飲んでいます。
けれど妊娠中と産後の授乳中。大好きなお酒を飲むことができません。
妊娠中って、我慢しなくちゃいけないことがたくさんあるんですよね……。
もうこればかりは仕方ないと思っていました。
が
- お酒が飲みたいというと「10ヶ月くらい我慢しなよ」と言いながら自分はお酒を飲んでいた夫
- 夜遊びにいけない私を横目に朝まで飲みにいっていた
- 切迫早産で自宅安静をしていると「いつ治るの?いつ働くの?」とクレームをつける
などなど。
全部書いていたら、何万文字にもなりそうなので自粛させていただきますが。
夫の痛風をきっかけに、産前産後の恨みが蘇ってしまいました。
まぁ、男性は鈍感といいますし。女性と男性では体の作りが大きく異なります。
言葉で説明してもわからないことがたくさんあると思います。
けど……
やっぱり我慢できない。そう、これが産前産後の恨みです。
男性にとっては何気ない一言であっても、女性にとってはそうではない。
これが産前産後の怖さなのです。
全人類の夫へ伝えたい、妊娠中の妻の気持ちと体調
もう妊娠期間から2年も経っているのに、夫が風邪を引いたり、体調不良になっていたりするときに、チラチラ産前産後の恨みが湧いてきます……。
どうしてこのタイミングで蘇ってくるのかというと、
妊娠中はまじで心も体も不安定だから!
- つわり期間は唾を飲み込んでも生きている心地がしない
- つわりが終わると急激な体型の変化にびっくりする
- かつてないほど、眠たいしだるい
- それに伴い、心も上がったり下がったりする
- お腹が大きくなると骨が痛い
- ぐっすり眠れなくなる
- 気をつけていても太る
- 赤ちゃんが生まれたあとの生活が不安
- 我慢しなきゃダメなことが多い
などなど。とにかく心や体にいろんな変化があります。
子育てという未知なる経験への不安もあるけれど、お腹で赤ちゃんを育てているだけあって、お母さんの体のなかでは、さまざまな変化が起きるのです。
つわりのときは、生きた心地がしません。本当にこのつわりが終わるんだろうか?と不安になります。
眠たくて、だるくて、ちょっとしたことで疲れるし、変わっていく体型を見て「これが私なんだろうか……。産んだあと、今まで通りの私に戻れるのだろうか?」と不安になります。
赤ちゃんが生まれるのは嬉しいんだけれど、どんどん大きくなるお腹を見て、自分のアイデンティティが失われているような感覚に陥ることもありました。
そして、心だけじゃなくてまじで体の不調も多いです。
すぐ風邪をひくし、花粉症とか乾燥肌も普段より酷くなりやすいんですよね。頭が痛くなることも増えました。
けれど赤ちゃんがいるから、強い薬は飲めません……。
こんな感じでお母さんは約10ヶ月間、お腹で赤ちゃんを育てているのです。
そんなとき、父親でもあり夫でもあるパートナーに、妊娠中の体調や心を理解されていないような発言をされると、そりゃ凹みますよ。
そして、その傷は時を経て恨みへと変わっていくのです。
妻の妊娠中に夫がガチで取り組むべきこととは?
産前産後の恨みは一生といいますが、逆に産前産後の感謝も一生続きます。
現在、妊娠中の妻をもつ家庭のなかには、妻が専業主婦で夫が働いている家庭もいるでしょう。
そのあたりも踏まえて、妊娠中の妻をもつ夫に全力で伝えたい心得と取り組むべきことをまとめます!
1.「働いているから」を理由にしない
これから育児がはじまるご夫婦に伝えたいこと。それは「夫が働いているから、家事は妻」という固定概念を捨てることです!
夫が外で働いてくれているから、生活ができます。でも、それは役割分担にすぎません。
長い結婚生活や20年ほど続く育児のなか、たまたま今は、夫が外で働いているだけです。
それにあぐらをかいて、家事や育児を妻に任せっきりにしてはいけないのです!
私もはじめて妊娠したとき「夫が稼いでくれているから、一人で頑張らねば……」と思っていました。
実際に妊娠してお腹が大きくなり、子どもを育てるなかで、予測不可能なことがたくさん起こったのです。
- 妊娠中に我慢しないといけないこと、注意すること
- 今までのように動かない体に、マタニティトラブル
- はじめての育児でわからないことだらけ
- 夜泣きは1年以上続き、ぶっ通し睡眠できない
- 思うように家事もできず疲労困憊……
はじめての育児を経験して、何度も「夫の役割と交代したい」と思いました。
家族というチームのなかで「これをしているから、あれはしなくていい」という考え方は通用しません。
そして妊娠中、お子さんが小さい期間は、とっっっても大変だけど、二度と戻ってこない期間です。外で働いていて疲れているお父さんのこともわかっています。
でも24時間365日絶え間なく続く育児と家事に奮闘しているお母さんのことも想像してみてください。我慢しなければならない場面もたくさんあるんです。
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2.妊娠・出産・子育てを「わからない」で片付けない
妊娠中に変化する体。つわりで苦しんでいる妊婦さんも多いですよね。
また、出産が近くにつれ、嬉しい反面「陣痛はどんな感じなんだろう?」「無事に出産できるのだろか?」と不安になるママさんもいます。
そして、妊娠・出産を終えると、ママさん、パパさんにとってはじめての子育てが始まるのです。
しかし、妊娠中の体調や出産の痛みを経験できないパパさんからすると、妻の気持ちがわからないかもしれません。
はじめての育児だからこそ、赤ちゃんの生活リズムやお世話の仕方もわからないでしょう。
けれど、妊娠・出産・育児について学ぶことはできます。
妊娠中の不調や出産の痛みを体験することができなくても、ママの体の仕組みを理解することはできます。
そして、はじめての育児はママだってわからないことだらけです!!!
と思うかもしれませんが、ママだってはじめての育児は手探り状態。
もしもあなたしか赤ちゃんを見る人がいなかったら?
「わからない」で片付けることはないでしょう。
ママじゃないから泣かれてしまうと思うかもしれません。
でも、ママだって泣かれます。泣かれながらも子育てに励んでいるんです!
もしもパパだけで子育てをしていたら?きっと「わからない」なんていっている場合ではありませんよね。
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3.なるべく自分のことは自分でしよう
家事と育児と仕事。それは家族の役割分担にすぎないとお伝えしました。
だからこそ「外で働いているから、家事と育児はしてもらいたい」という気持ちも十分に理解できます。
ただ、妊娠中に子育て中って、ほんっっっとうに大変なんです。
トイレにもいけない、お風呂もゆっくり入れない。
続けて睡眠をとることができない。
文字に書き起こすと「それでも大丈夫っしょ!」と思ってしまうかもしれません。私も「可愛いから大丈夫」と思っていました。
でも実際に、それが何週間も続くと……やっぱりキツイんですよね。
本当に可愛いと思っているけど、肉体的にも精神的にも、辛いなぁと感じることがあります。
だから子どもが小さいうちは、なるべく自分のことは自分でしてください……。
私は現在、共働きで二人の子どもがいます。夫は家事も苦手だし、長期休暇になると私に育児を任せっきりです。
ただ夫がいる日は、ちょっとした用事を頼まれるので、逆にいない日も楽チンだなと思ってしまっています。(笑)
子どものこと、家事のことはわからなくても、自分の身の回りのことはわかるはず。まずはそこから頑張ってほしいなと思うのです。
育児に奮闘する妻へ、感謝の気持ちを伝えるには?
私は二人目を出産する際、上の子を夫に任せました。
1日だけひとりで面倒を見てくれたことはありましたが……。
出産時の入院は5日程度。最初は「大丈夫」といっていた夫も、上の子と付きっきりの生活が5日続くとさすがに参っていました。(笑)
育児がいざ始まって、育児を担当する妻(もしくは)の気持ちをわかりたい。リフレッシュしてほしいと思ったときは、ワンオペを数日経験してみてください。
その期間、妻は別の場所に宿泊してもらってもいいですよね。
我が家は出産時、夫に上の子を任せたことが、よかったなと思っています。それでも不満はあるけれど、「こんなに大変やねんな……」と共感してもらえたからです。
まとめ
こういう話をSNSやブログで呟くと「ひとり親の家庭だっているじゃないか!」と本質をすり替えるようなリプが飛んできます。
たしかに私の周りでもひとりでお子さんを育てているママ・パパがいますが……。せっかく夫婦として関係を続けているのですから、「それなら一緒に子どもを育てようよ」と思うだけです。
私自身、何度も離婚が頭によぎりました。が、それでも夫婦を続ける理由は子どもにとって面白いパパだからです。
子育ては一瞬なんていいますが、これは過ぎ去ってからそう思えるだけ。渦中にいるママ・パパは目が回る思いで仕事に育児に家事に奮闘しています。
ただ「あのとき、子育て頑張っていたよね。一瞬だったよね。小さくて可愛かったよね」と子どもが成長して、振り返ったとき。
妻の恨みとしてインプットされているより「パパなりに頑張ってくれたよね」と思えたほうがいいですよね。
そしてあなたの子どもが成長して、もしも家庭をもったとき、「パパとママはこうだったな」がいい家庭をつくるきっかけになれば幸いです。