クラウドソーシング「ランサーズ」に登録したことをキッカケに、Webライターになりました。現在はフリーライターとして生計を立てています。
そこで今回は、ランサーズに登録して2年目となったWebライターの私が、クラウドソーシングサイトやランサーズでお仕事を選ぶときのポイントについて紹介します。
この記事の目次
Webライターがクラウドソーシングで仕事を選ぶ4つのポイント
そんな悩みがある人におすすめしたいのがクラウドソーシングサイト『ランサーズ』です。
登録ユーザー数も年々増加し、副業や在宅ワークの手段として、クラウドソーシングを活用している人もいるでしょう。
では、初心者Webライターはランサーズで何を基準にして、仕事を選べばいいのでしょうか?
ひとりひとり、仕事で重要視するポイントは違うと思いますが、私がWebライターとして仕事を選ぶ基準としては、以下の通りです。
- 執筆するテーマ、サイトがリテラシーに反していない
- 作業時間と報酬が見合っている
- 報酬以外のメリット
- クライアントさんとの相性
欲をいえばキリはありませんが、基本的にはこの4つが大切です。
私も基本的にはこの4つを重視して受注しています。
ポイント1.執筆するテーマやサイトが秩序に反していない
Web業界を震撼させた「WELQ(ウェルク)問題」。大手IT企業・DeNAが運営する医療サイト・WELQで、著作権無視の転用やオカルトレベルな記事が掲載され、劣悪メディアの実態が明らかとなりました。
WELQに掲載されていた記事の一部は、クラウドソーシングで発注されていたため、クラウドソーシングの是非が問われたり、各サイトで新しい対策が導入されたりと、Web業界全体でリテラシー・秩序の底上げに繋がったのではないかと感じています。
「執筆するサイトのテーマ」や「レギュレーション(執筆ルール)」に問題がないか
この部分も、クラウドソーシングで仕事を選ぶとき、欠かせないポイントですよね。
私もちょっとでも違和感があれば手を出さないようにしてます。
ポイント2.作業時間と報酬が見合っている
ランサーズにある案件のほとんどは、「記事1本につき報酬が○○円」のような報酬型。1文字あたりの文字単価を重視している人が多い印象を受けます。
しかし、『文字単価5円! 1記事1000文字5,000円』という案件でも、執筆に10時間かかれば時給500円です。
逆に文字単価が1円でも、知見のあるテーマならスラスラ執筆できます。
結果的に文字単価5円の案件より時給が高くなることも珍しくはありません。
ほとんどの人が、時給換算を意識して仕事を引き受けるかどうか判断しているでしょう。
また、執筆する人のスキルによって報酬の感覚は異なるものの、大前提として『成果物に対する報酬は報酬以上のメリット』がなければなりません。
クライアントを満足させることも大切だけど、クライアントの先には読者がいます。
作業・報酬のバランスはもちろんですが、その記事を読んだ人の未来をイメージすると、作業時間と報酬が見合っているか判断しやすくなりますよ。
ポイント3.報酬以外のメリットや魅力がある
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報酬と作業時間のアンバランスさを感じたことはないでしょうか?
もちろん、慣れやスキルの問題もあるので、この感覚は人それぞれだと思います。
「このテーマで書いてみたい」「月間100万PVのモンスターサイトで記名記事を書きたい」「報酬は低いけれど、しっかり教えてくれる」とか……。
報酬が見合わなくとも、報酬以外のメリットや魅力がある案件もあるんです。
また、どんなに好条件であっても魅力・興味を感じない分野だと、長続きしないこともありますね……。
ポイント4.クライアントとの相性
クラウドソーシングを活用するWebライターに限らず、フリーランスは『クライアントとの相性』が、とても大切!
「ああ、このクライアントさん……なんか苦手やわ。距離埋まらへん」自分がそう感じている場合、相手も同じ気持ちかもしれませんね。(笑)
自分の感情と仕事をしっかり切り離せられる人は問題ないが、並走感をもって案件に取り組めるクライアントさんとは、いいお取引ができているように感じます。
とか、一緒に試行錯誤・切磋琢磨できる関係性だと、精神衛生面も良い。
はじめてお取引するクライアントは、本当に信頼できる人かどうか判断しにくいのですが、
- クライアントのプロフィール評価欄
- 依頼内容
- メッセージの雰囲気
- 会社やサイトがわかる場合はチェックする
上記4つのポイントを抑えておけば、トラブルに巻き込まれることも少ないです。
私はプロフィールの評価なし・その他情報ゼロというクライアントでも、メッセージのやりとりや、ランサーズを利用して培った勘で、お引き受けするケースがあります。
って突っ込まれそうですが……
初心者の方はプロフィール評価欄と依頼内容の雰囲気で精査するのが無難です。
ちなみに私が「きな臭いな」って感じる依頼内容は、『初心者でも稼げる』とか『超簡単で高単価!』みたいな謳い文句。全てが悪い訳じゃないけど、オイシイ話には裏があるっていうのでスルーしています。
クラウドソーシングは長期休暇前は高案件が見つかりやすい
クラウドソーシングに慣れてきて、もう少し単価の高い仕事をゲットしたい人は、みんなが休んでいるときに行動するべし!
たとえば、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆など。
一般企業が連休に入る1ヶ月くらい前から、連休中に作業ができるライターを探し始めるからです。
連休前・年度始めは、忙しかったり、休暇をとったりするケースが多いですが、条件の良い案件はみんなが動かないときにソロ~~リ忍び寄ってきます。
Webライターはクラウドソーシングを効率的に使おう!
「クラウドソーシングサイトは危険がいっぱい! 」なんてネガティブなイメージを持っている人もいますが、使い方次第です。
私はランサーズに登録して、1年5ヶ月が経過しました。
「ランサーズはじめてなかったら、私どうなってたんだろう」と考えたらゾッとします。
ランサーズをはじめた頃は、自らプロジェクトに提案して、案件を取らなければ! という日々が続くかもしれません。
しかし、その過程の中で、上手なクラウドソーシングサイトの使い方や仕事のノウハウが構築されていくはずです。
実際にクラウドソーシングを活用している先輩ライターさんのノウハウブログにも、リアルなヒントがいっぱい詰まっていますよ〜!
「クラウドソーシングをはじめてみたけれど、どうやって仕事を選べばいいの? 」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
最後に私がランサーズに登録したとき読み漁っていた、ランサーズを活用しているライターさんブログを貼っておきます。
えいっ ペタ!